こんにちは、昨日の話ですが、ハンバーグレストランのびっくりドンキーでおなじみのアレフ北海道工場に見学に行ってまいりました!!
http://www.aleph-inc.co.jp/ 環境に詳しい人なら当然にご存知だとは思いますが、アレフ(びっくりドンキー)の環境に対する取組は非常に素晴らしく、以前から大変興味あったのですが、今回ついに実現いたしました。
前回の日記で環境の講演会のことを書きましたが、その講演会の主催をしていただいた中和保全組合の現地視察ということで、参加人数は7名と若干少なめで、アレフのみなさんには大変申し訳なかったのですが、日曜日という休日にもかかわらず、何人もの担当者の方が対応してくださいまして、まずは今回の見学に配慮してくださったアレフのみなさんに心から感謝したいと思います。

さて、見学のレポートです。当日は春をも思わせるポカポカ陽気の快晴の1日。午前11時前に工場に到着すると、いきなり目に飛び込んできたのは、薄緑色の建物にびっしりと並んだ太陽熱温水器!!

工場の中に案内していただき、まずは会議室にて、アレフの環境取組に関するプレゼンテーションをしていただきました。さきほども書きましたが、アレフが環境に対して先進的な取組をしているのは知ってましたが、まさかこれほどまで徹底しているとは!! ほんとうにびっくりびっくり(ドンキー)!!
地中熱ヒートポンプやペレットボイラー、バイオガスボイラーなどを利用した総合的なエネルギー管理による徹底的な省エネ(CO2削減)で、CO2排出量を、なんと2020年には2000年の半分にする目標だそうです!!

ゴミ対策については、たとえば割り箸は竹箸にし、使用済みの竹箸は炭にして土壌改良材などにしたり、生ゴミについては堆肥やバイオガス発電に使用したり、使用済みの天ぷら油については、BDFにしたりと、あらゆる資源の有効利用、再利用、再資源化。
「冬みずたんぼ」という、農薬を極力減らした農産物の生産にも自ら参加し、そしてこの方法は、単に減農薬に繋がるだけでなく、生物多様性の保全にも繋がる方法だということでした。
アレフの取組は、まさに本物で、他の会社が、表面的に環境に取り組んでいるふりをしているのとは全く違いました。そして、これほどまでに徹底した環境対策に取り組みながらも、会社としてしっかりとした収益を出し、発展し続けているのは、ほんとうにすごいことです。
他にもたくさんのお話がありますが、ここではこれくらいにして、あとはみなさんもネットなどでお調べください。
で、実は僕自身もアレフの社長の考え方には以前から大変影響を受けていました。それはこんな話でした。ニュアンスはちょっと僕なりにアレンジしていますが...。僕は一応、自営業者で何人かの従業員を雇っているのですが、そんな立場でいつも考えていることです。
僕が今の花作りをしていられるのは、その花を買って喜んでくれる、幸せを感じてくれる人がいるから。特に、僕の花はブライダルで使ってくれることが多いそうで、そういう、誰かの幸せを演出できる花を作っていることが、僕にとっては花を作っていて一番の喜びですし、だからこそ花作りをしている価値がある、僕が存在し続ける価値があると。
だから、会社とか企業、法人というものは、世の中の誰かを幸せにするために存在すると思うのです。今の資本主義のルールで存在する法人は、営利を追及するのが目的のようで、僕は全くのアマちゃんかもしれませんが、本気でそのように考えてます。
そして次に、僕の仕事を手伝ってくれている人たちが、その仕事を通じて、自分自身の幸せを実現してくれること、これがもう一つの目的だと思っています。
そんな風に、誰かの幸せを実現することが、みんなのそれぞれの幸せだと思える世界になったら、きっと、世界からは戦争も経済格差も人種差別も環境問題もなくなり、世界は今よりもずっとずっと素晴らしいものになる!!、と信じて、今日も環境活動を続けていきたいと思っています!!

お昼は、これまたアレフ関連の「えこりん村」の中にある「天満食堂」で、「月夜のオムカレー」を食べてきました。それからヨーグルトパフェ。これまた、幸せがそこらじゅうから湧き出しているような雰囲気の優しいレストランととてもおいしいお食事に大満足の視察ツアーでした。

あ、それから、ウエイトレスさんがまた可愛かったし...。
posted by 青い芥子 at 21:38| ☀|
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地球温暖化
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